ハイクオリティーと高齢者

IT技術の向上。IAの躍進。

現代の世の中は、ボタンひとつ、指先一つでどんな困難でも切り抜けることができる。

国民全ケンシロウのような時代である。←世代が違うとわかりませんね笑。

 

コロナ禍においては、オンラインが多様化されたことで、海外にも今からでもアクセスできる状況になっている。

実は、そういった現在の状況を僕はとても新しもん好きで気に入っている。

メタバースの空間で会いたい人に会える。車が空を飛ぶ社会に早くなってほしいと毎日思っている。

只、そんな中で、リアルの世界はどうかと考えた時に、このリアルという社会もまた面白いもので「村社会」という言葉が最近は大好きだったりする。

結局のところ、ハイクオリティーな技術やハイテクな社会であっても人と人とが巡り合うことが必須だからだ。

さらに、結局のところ、メタバースも空飛ぶ車もZoomも、利用者が求めているのは利便性だけでなく、「会いたい人にできる限り、効率的で且つ短時間で会いたい」という人間の欲求から来ているものだと思うからである。

どんなにハイクオリティーな社会でも、ハイテクな社会でも「人に会いたい。会って話したい。表情を見て言葉を交わしたい」というのは、人間が人間である限り求め続けることなんだろうと思う。

高齢者も例外なく。家族、地域から離れ、箱物に入れられ、疎外感を味わって虚無感の中で死を迎えることも多い。

人が生きたいように生き、死にたいように死ぬには、やはり住み慣れた場所でなければならないと考える。

そのため、結局は、隣近所の顔が見える村社会でなければいけないのだと思う。

「近所のあの人だからお父さん、お母さんのことも任せられる。子供のことも見てもらえる。」

僕は、そんな誰もが顔見知りで安心できる村社会を創りたいと思っています。