医療、介護、福祉に関わる人々の青臭さ

医療、介護、障害、保育、福祉に関わる人たちは、全員ではないかもしれないけれど、

ほとんどの人が、自分の仕事に「夢や希望や期待」を持っていると思う。

僕の周りのお医者さんは、最期まで、患者さんが在宅で生ききれるケアをする事に医療者としての全人生をかけている。

看護師さんは、日々、患者さんと向き合いながら、最善の選択をするために、工夫を重ねている。

介護に関わる介護士さんは、ご利用者さんの最期をどのように傍で見守り、支えられるかを考えている。

理学療法士さんや作業療法士さんや言語聴覚士さんは、ご利用者が、最期まで自分の力を使って生きられるように技術を高め、サポートしている。

ケアマネさんは、ケアのまとめ役として、今、ご利用者さんに必要な最善策は何かを真剣に悩んでいる。

保育士は、子供たちの安全安心と笑顔を守るために、いつも走り回っている。

その他にも、医療、福祉に関わる業種や人は、たくさんいる。

只、共通しているのは、「純度の濃い青臭さ」だと思う。

ドラマの熱血漢さながら、「笑顔」とか「本気」とか「命」とか「愛」とか、

一般的には、少し恥ずかしくなるかもしれないような事を言いながら、毎日、業務をしている。

でも、純粋に、そんなことを言葉に出したり、語ったりできる仕事をしているって素敵なことだと感じます。

色々と取りだたされて、ざわざわしている日本でも、「命」と「本気」で向き合って、「笑顔」を守って「愛」を貫ける。

この医療、介護、福祉に関わる人たちの「青臭さ」が、この国の心の在り方の部分を救っていくことになると良いなと思います。